書店応援団オフィシャル

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2025.05.15

通勤時間が楽しくなる1時間で読める短編小説ランキング

そっと季節が移り変わり、2025年の春が訪れました。

新しい生活が始まるこの季節に、ブックサプライが「通勤時間が楽しくなる 1時間で読める短編小説ランキングTOP10」を独自調査しました!

新社会人の方はもちろん、毎日の通勤やちょっとした移動時間をもっと豊かにしたいすべての方へ。
短い時間でも、心を動かし、気分をリフレッシュできる物語との出会いは、きっと新しい日常に小さな彩りを添えてくれるはずです。

忙しい毎日だからこそ、本の世界にふっと立ち寄って、気持ちを整える時間を。
このランキングから、あなたにぴったりの一冊を見つけてみてください!

1位 アイネクライネナハトムジーク

著者:伊坂幸太郎

内容紹介

情けなくて、ちょっと不器用。でも、だからこそ愛おしい――。
冴えない大人たちが、日常の中で奇跡を起こす。
恋や復讐、人生の転機が交差する先に待っているのは、思わず唸る伏線回収と心あたたまる結末。
明日が少しだけ楽しみになる、伊坂幸太郎の魔法の連作短編集。

■おすすめポイント
・伏線回収の気持ちよさ
・不器用に生きる登場人物たちが、まるで自分のことのように感じられる
・心にじんわり残る読後感

2位 満願

著者:米澤穂信

内容紹介

生きづらさを抱えた人々が遭遇する、静かで残酷な“真実”。
張り詰めた空気と美しい文体が、読む者の心をえぐる。
3冠に輝いた、米澤穂信の最高傑作にしてミステリー短篇の金字塔。

■おすすめポイント
・美しく研ぎ澄まされた文体
・登場人物たちの”切実さ”が胸に刺さる
・短編集とは思えない、深く、重く、鋭い読後感

3位 昨夜のカレー、明日のパン

著者:木皿 泉

内容紹介

亡き夫の父と暮らす日々の中で、少しずつ心が動き出す。
悲しいはずなのに、なぜかあたたかい。
大切な人を失った人たちが、それでも前を向いて“今”を生きようとする姿に、じんわり心が満たされる。
ユーモアと優しさが滲む、癒しと再生の連作長篇。

■おすすめポイント
・「喪失」と「再生」を丁寧に描いた感動作
・重くなりすぎず、笑えて泣ける絶妙なバランス
・不器用だけど一生懸命な登場人物たちが、自然と愛おしくなる

4位 かばん屋の相続

著者:池井戸 潤

内容紹介

下町の信用金庫を舞台に、仕事に誇りを持つ男たちが直面する葛藤と人間模様。
相続、過去の恋、金の行方……静かに揺れる心の機微が、短編ごとにじわじわ沁みてくる。
派手さはないけれど、日々を懸命に生きる人々の姿がリアルで胸に残る、大人のためのヒューマンドラマ。

■おすすめポイント
・働く男たちの苦悩と誇りが胸に迫る
・誰にでも起こりうる、人生の”ちょっとしたズレ”がリアルに描かれている
・通勤中や隙間時間に読みやすい、全6編の連作短編

5位 四畳半神話大系

著者:森見 登美彦

内容紹介

理想とは程遠い大学生活。
もし1回生に戻れたら…?そんな願いが導くのは、4つの奇妙な並行世界。
悪友、小津に翻弄され、謎多き師匠に振り回され、明石さんには近づけず──笑えて切ない、でもどこか希望に満ちた青春ループ物語。
何度でもやり直したくなる、そんな“大学生活”がここにある。

■おすすめポイント
・4つの平行世界を行き来するユニークな構成
・クセ者揃いの魅力的な登場人物
・「もしあのとき違う選択をしていたら」と共感できる

6位 第三の時効

監修:横山 秀夫

内容紹介

時効寸前の殺人事件、明かされぬ「第三の時効」とは――。
朽木・楠見・村瀬らF県警の男たちが、それぞれの流儀と執念で真相に挑む。
緻密なトリックと熱量あふれる人間ドラマが交差する、警察小説の金字塔。
静かに燃えるような矜持が、読む者の胸を熱くする連作短編集。

■おすすめポイント
・緻密に仕組まれたトリックと伏線
・警察小説としての重厚なリアリティ
・連作短編集としての構成の妙

7位 阪急電車

著者:有川 浩

内容紹介

片道15分のローカル線。
その短い時間に偶然乗り合わせた人たちの、小さな出会いとささやかな奇跡。
恋が芽生え、別れが訪れ、人生がふと交差する――どこにでもありそうで、どこにもない“希望”の物語が心にやさしく響く。
読めばきっと、次の電車に乗るのが楽しみになる、胸キュンの連作長篇。

■おすすめポイント
・通勤・通学の何気ない時間に訪れる、ドラマのような出会い
・胸キュンだけじゃない、“希望”の描写が秀逸
・有川浩らしい、やさしくて温かい語り口

8位 スーパー マリオパーティ ジャンボリー

著者:神田 澪

内容紹介

たった140字、それだけで、涙も笑いも、鳥肌も。
恋愛、ミステリー、SF…どのジャンルも想像を軽やかに超えてくる。
驚きと余韻を残す“神田澪ワールド”は、まさに現代の千夜一夜物語。
スキマ時間に、読むたび新しい発見がある、物語の宝石箱のような超短編集。

■おすすめポイント
・恋愛・ミステリー・SF・コメディなど、ジャンルの幅広さが魅力
・140字とは思えない“深さ”と“衝撃”
・スキマ時間にぴったりの読書体験

9位 1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作

ぷ著者:赤川 次郎 , 江國 香織 , 角田 光代 , 田丸 雅智 , 中島 京子 , 原田 マハ , 森 浩美 , 吉本 ばなな 

内容紹介

世界17言語で朗読された珠玉の短編集、第2弾。
老夫婦の記憶、ファンタジー、放送局の舞台裏まで、どの物語にも日常の“光”が差し込む。
角田光代、赤川次郎、吉本ばななほか豪華作家陣が描くのは、わずかな時間で心に残る“10分のしあわせ”。
忙しいあなたにも、読後の余韻がそっと寄り添う一冊。

■おすすめポイント
・1話10分で読める“世界が広がる”アンソロジー
・実力派&人気作家の豪華ラインナップ
・読むたびに印象が変わる、多層的な味わい

10位 素敵な日本人

著者:東野圭吾

内容紹介

四季折々の行事にまつわる心温まる物語と、ぞくりとさせる異色ミステリ。
雛人形に隠された母の想い、レンタルベビーとの別れ、青い猫がもたらす奇跡――それぞれの物語が、短編とは思えない深みと余韻を残す。
日常のすぐ隣にある“物語の扉”をそっと開く、全9編のバラエティ豊かな短編集。

■おすすめポイント
・四季や行事がテーマなので、時期に合わせて楽しめる
・ミステリーからファンタジーまで幅広いジャンル構成
・伏線や仕掛けがあり“もう一度読み返したくなる”構成

書店で本を買うって、ちょっといい。

ランキングを見て、「これ読んでみたいかも」って思ったら──
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ネットでポチっと買える時代だけど、本屋さんで本を探す時間って、やっぱりちょっと特別。
たとえば目的の本を探していたはずが、ふと横の棚に目が留まって、まったく別の作品に吸い寄せられること、ありますよね。

装丁に惹かれて手に取ったり、ページをパラパラめくって「うわ、これ好きなやつ!」ってなったり。
そんな偶然の出会いがあるのが、書店のいいところ。

五感をフルに使って、物語と出会える場所。
それが、本屋さんなんです。

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