2025年上半期ブックサプライの本好き読者が選ぶ人気小説ランキングTOP10

読み始めると止まらない！ 2024年本屋大賞受賞作。
主人公・成瀬あかりの「この夏を西武に捧げる」宣言から始まる物語は、彼女のマイペースで愉快な日常を通して、私たちを前向きな気持ちにしてくれます。
滋賀を舞台にした地元愛あふれるストーリーは、読み終えた時にきっと爽やかな感動と勇気を与えてくれるはず。

■おすすめポイント
・型破りで憎めない、最高の主人公
・軽快な文章とテンポの良い展開
・地元愛・郷土愛が詰まった地域応援小説

婚約者の突然の失踪をきっかけに、彼女の過去と向き合うことになる主人公。
現代社会の生きづらさや人間の心の奥底を巧みに描き出し、読み進めるほどに心えぐられる傑作です。
マッチングアプリから始まった二人の関係が、予測不能な展開で読者を魅了。
恋愛だけでなく、人生の悩みに深く寄り添う、没入感の高い一冊です。

■おすすめポイント
・予測不能なスリリングな展開
・普遍的な「生きづらさ」の表現が見事
・高い没入感と感情移入

『白鳥とコウモリ』の世界観を受け継ぐ最新作。
都議会議員夫婦の怪死事件を追う刑事たちが、華やかな人生の裏に隠された闇に迫る。
読者をノンストップで引き込むスリリングな展開と、心揺さぶる青春の描写は、まさに東野ミステリーのど真ん中！
読後には深い満足感と、次の物語への期待が募ります。

■おすすめポイント
・絡み合う謎の連鎖に、ぐいぐい引き込まれる
・誰もが経験した青春の描写が心に深く響く
・読後の深い満足感

「人は三千円の使いかたで人生が決まる」という祖母の教えのもと、御厨家の女性たちが人生の節目をお金でどう乗り越えるかを描く本作。
就職、結婚、そして老後…それぞれの悩みに寄り添い、お金との向き合い方を教えてくれます。
スッと読めて心に響き、私たちの生き方まで見つめ直させてくれる、まさに“お金の哲学”小説です。

■おすすめポイント
・読めば、お金の知識が自然と深まる
・個性豊かな登場人物と、テンポの良い展開
・共感度120%！三世代のリアルな悩み

ごく普通の中古一軒家、しかし間取り図には「謎の空間」が。
一見違和感のないその家には、奇妙な秘密が隠されていました。
消えた元住人の正体、そして不可解な間取りの真相に、あなたはきっと戦慄するでしょう。

■おすすめポイント
・ありふれた日常に潜む「変」な恐怖
・ノンストップで引き込まれる展開
・YouTube動画との連動でさらに恐怖が倍増

天才数学者・石神が、密かに心を寄せる隣人母娘のため、完璧な「無償の愛」を貫こうとする。
しかし、その前に立ちはだかるのは、かつての親友であり、彼のすべてを見透かす物理学者・湯川。
息をのむような心理戦と、読む者の心をえぐるような哀しい真実に、あなたはきっと涙するでしょう。
石神の不器用ながらも純粋な愛の形に、心震える傑作ミステリーです。

■おすすめポイント
・天才VS天才の究極の頭脳戦
・最後の最後まで読者を欺く巧みなトリック
・人間の「愛」と「孤独」が深く描かれている

十角形の奇妙な館が建つ孤島を訪れたミステリ研究会のメンバーを襲う連続殺人。
刊行から30年以上経った今もなお、多くの読者を震撼させ続ける傑作ミステリーがここに。
巧みなトリックと張り巡らされた伏線、そして登場人物たちの疑心暗鬼が織りなす展開は、まさに圧巻。
ミステリ史上最大級の“あの衝撃”を、あなたは体験する！

■おすすめポイント
・読者の推理力を刺激する緻密なトリックと伏線
・個性豊かな登場人物と繊細な心理描写
・ラストに待ち受ける前代未聞の「どんでん返し」

半世紀前に書かれたにもかかわらず、累計60万部を突破。
青い壺が人々の間を巡り、シングルマザーの苦悩やすれ違う夫婦、相続争いなど、普遍的な人間模様と奥深い心理を鮮やかに映し出します。
あなたの身近な「あの人」がきっと見つかる、共感と驚きに満ちた13話。
読めばきっと誰かと語り合いたくなる、絶対品質保証のエンタメ小説です！

■おすすめポイント
・時を超えた、普遍的な人間模様
・鮮やかに描かれる、人間の奥深くに巣食う心理
・小気味いいテンポでスラスラと読める

瀬戸内のきらめく陽光の下、運命に翻弄されながらも、ひたむきに愛を求める男女の15年間が描かれます。
地縁や血縁という抗いがたい鎖に縛られながらも、互いへの切なく、そして深く焦がれる想い。
リアルな感情のうねり、純粋な絆、そして胸を締め付けるような愛の形に、あなたの心はきっと深く共鳴するでしょう。
「まともな人間なんて幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。」
生きることの自由と不自由を問いかける、魂の傑作です。

■おすすめポイント
・心に深く刻まれる、切なくもひたむきな愛の物語
・息遣いまで感じる、リアルな感情描写
・「生きる」ことの自由と不自由を問う深いテーマ

不登校になった少女まいが、大好きなおばあちゃん（西の魔女）から教わる魔女修行。
それは「何でも自分で決める」ことでした。
大自然の中で規則正しい生活を送るうちに、まいは“楽しく生きる力”を取り戻していきます。
読むと心がほんわり温かくなり、清涼感に包まれるこの物語は、きっとあなたの心にも優しい光を灯してくれるでしょう。

■おすすめポイント
・世代を超えた温かい絆の描写
・自分を肯定してくれる優しいメッセージ
・読後感が「ほんわり」と心地よい

あなたは11の奇妙な間取りの謎を解き明かせますか？
行き止まりの廊下、逃げられないアパート…一見バラバラな間取りに隠された家族の秘密や恐ろしい事件の真相を、筆者が徹底考察。
人間の愚かさや悪意が織りなす不吉な雰囲気と、最後の「栗原の推理」で全てが繋がる驚きの結末は、あなたを戦慄させるでしょう。

■おすすめポイント
・人間の愚かさ、弱さ、悪意の秀逸な描写
・ノンストップで読める高い没入感
・圧巻の伏線回収

僕の記憶は80分しかもたない――。
この言葉を胸に生きる天才数学者と、彼と出会った家政婦、そしてその息子。
戸惑いながらも心を通わせる中で、彼らが紡ぐのは、数字と数学に彩られたあまりに切なく温かい愛の物語です。
研ぎ澄まされた言葉と情景が、読む人の胸に深く染みわたるでしょう。
第1回本屋大賞受賞の、奇跡の物語をぜひ。

■おすすめポイント
・数字が紡ぐ、奇跡のコミュニケーション
・理系・文系問わず楽しめる「数学の美しさ」
・何度も読み返したくなる、普遍的なメッセージ

焼きたてパンの香りが漂う、心温まる日常の謎ミステリーが誕生！
大学一年生の小春が、アルバイト先のパン屋「ノスティモ」で起こる不思議な出来事を、漫画家志望ならではの観察眼で解き明かします。
心地よい味わいと、若々しい感性あふれる文体で、読めばきっと穏やかな気持ちになれるはず。

■おすすめポイント
・日常の謎を解き明かす、等身大のヒロイン
・ミステリー初心者にも優しい「日常の謎」
・スラスラと読み進められる軽やかな文体

書店で本を買うって、ちょっといい。

ランキングを見て、「これ読んでみたいかも」って思ったら──
次の休日は、街の本屋さんに足を運んでみませんか？

ネットでポチっと買える時代だけど、本屋さんで本を探す時間って、やっぱりちょっと特別。
たとえば目的の本を探していたはずが、ふと横の棚に目が留まって、まったく別の作品に吸い寄せられること、ありますよね。

装丁に惹かれて手に取ったり、ページをパラパラめくって「うわ、これ好きなやつ！」ってなったり。
そんな偶然の出会いがあるのが、書店のいいところ。

五感をフルに使って、物語と出会える場所。
それが、本屋さんなんです。

レシートで、本屋さんを応援しよう。

実は今、「本屋さんを未来に残すため」の動きがいろいろ始まっているのをご存じですか？

その中のひとつが、レシートキャンペーンです。

仕組みはとってもシンプル。
街の書店で買った本を、レシートと一緒に宅配買取で送るだけで、購入金額の“半額”が戻ってくるんです！

対象は全国の新刊書店すべて。
ご購入から1ヶ月以内の書籍が対象だから、読み終わったあとすぐに申し込めばOK。
“応援したい書店で買う”ことと“お得に読書を楽しむ”こと、どちらも叶う嬉しい仕組みです。

「せっかくだし、書店で買ってみようかな」
そんな気持ちが、未来の書店文化を守る力になります。

レシートキャンペーンの内容を見る